サーバーのタスクをクライアントから実行する方法
はじめに
schtasks コマンドを使用するとリモートマシンのタスクをクライアントから実行することができます。
リモートマシンのタスクを実行するための準備
schetask コマンドでリモートマシンのタスクを実行するために必要な準備です。
- リモートマシンにタスクを登録する
- リモーマシンの 139、445 ポートを開放しておく
- タスクを実行するユーザを決めておく
タスクを実行する
リモートマシンのタスクを実行するコマンド例です。
schtasks /run /s [サーバ名] /u [ユーザ名] /p [パスワード] /tn [タスク名]
タスクスケジューラ上のディレクトリを作成している場合は下記のようにします。
schtasks /run /s [サーバ名] /u [ユーザ名] /p [パスワード] /tn [ディレクトリ名]\[タスク名]
登録されているタスクを表示する
/query
オプションを使用すると、リモートマシンに登録されているすべてのタスクを表示することができます。
schtasks /query /s [サーバ名] /u [ユーザ名] /p [パスワード]
他のオプション
/run
や/query
のほかにもオプションがあり、リモートマシンのタスクスケジューラタスクを操作することができます。
- /create: タスクを新しく作成します。
- /delete: タスクを削除します。
- /change: プロパティを変更します。
- /end: タスクを停止します。
- /?: ヘルプを表示します。
エラー: アクセスが拒否されました。
下記のことを確認してみましょう。
- リモートマシンの 139,445 ポートは開いているか
- ユーザ名は間違えていないか
- パスワードは間違えていないか
エラー: 指定されたファイルが見つかりません。
下記のことを確認してみましょう。
- タスク名は間違えていないか
エラー: この要求はサポートされていません。
下記のことを確認してみましょう。
- サーバ名は間違えていないか