WindowsコマンドのCDを使って、ディレクトリを移動する方法
コマンドプロンプトで作業しているときに、カレントディレクトリ移動したいときは、CD コマンドを使うことで、カレントディレクトリを移動することができる。
オプション
/D | 別ディレクトリに移動する |
.. | 親ディレクトリに移動する |
同ドライブの別ディレクトリへ移動する
カレントディレクトリを表示する。
C:\tmp>cd
C:\tmp
test ディレクトリに移動する
c:\tmp>cd test
c:\tmp\test>
親ディレクトリへ移動する。
c:\tmp\test>cd ..
c:\tmp>
別のドライブへ移動する
D ドライブに移動する
C:\tmp>cd /d d:
d:\>
/D オプションを付けないと、移動できない。
d:\>cd c:
d:\>
/D オプションを付けると、移動できる。
d:\>cd /d c:
c:\>
ドライブとディレクトリを指定して移動することもできる。
d:\>cd /d c:\tmp
c:\tmp>
同ドライブのルートディレクトリに移動する
ルートディレクトリ(ドライブの直下)に移動する。
c:\tmp>cd \
c:\>
HELP の内容
現在のディレクトリを変更したり、ディレクトリ名を変更したりします。
CHDIR [/D] [ドライブ:][パス]
CHDIR [..]
CD [/D] [ドライブ:][パス]
CD [..]
.. 親ディレクトリに変更するときに指定します。
CD ドライブ: と入力すると指定されたドライブの現在のディレクトリが表示
されます。パラメーターを指定しないで CD と入力すると、現在のドライブと
ディレクトリが表示されます。
現在のディレクトリだけでなく、現在のドライブも変更するには /D オプショ
ンを使用してください。
コマンド拡張機能を有効にすると、CHDIR は次のように変更されます:
現在のディレクトリの文字列に入力された大文字と小文字は、ディスク上の名前
と同じになるように変換されます。たとえば、ディスク上のディレクトリ名が
Temp である場合、CD C:\TEMP と入力すると、現在のディレクトリは C:\Temp に設定されます。
CHDIR コマンドは空白を区切り文字として扱わなくなるため、空白文字を
含むサブディレクトリ名を引用符で囲まなくても、CD を実行して
にそのサブディレクトリに移動できるようになります。たとえば、
cd \winnt\profiles\username\programs\start menu
は、次と同じです:
cd "\winnt\profiles\username\programs\start menu"
拡張機能が無効である場合は、こちらを入力します。