VirtualBoxをコマンドで操作する方法
はじめに
VirtualBox をコマンドで操作する方法を紹介します。
VirtualBox は GUI で操作できますが、コマンドで操作することで、作業を効率よく行えます。
使用するプログラムは、VBoxManage.exe です。
環境
説明する環境は、windows10 です。Windows7 でも同様に行うことが可能です。
VBoxManage.exe のパス
コマンドプロンプトを起動してVBoxManage
が実行できない場合は、path が通っていないので、VirtualBox のインストールディレクトリを登録してください。
デフォルトでインストールしている場合は、下記のディレクトリになります。
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox
ヘルプを見る
VBoxManage help
このコマンドで VBoxManage で行えることを見ることができます。
仮想マシンの一覧を表示する
VBoxManage list vms
実行すると、下記の形式で登録されている仮想マシンが表示されます。
"仮想マシン名" {uuid}
仮想マシンの状態を確認する
VBoxManage showvminfo [仮想マシン名]
現在実行中の仮想マシンを調べる
VBoxManage list runningvms
仮想マシンを起動する
VBoxManage startvm [仮想マシン名]
--type headless
オプションを使用すると、バックグラウンドで実行できます。
VBoxManage startvm [仮想マシン名] --type headless
仮想マシンの停止
仮想マシンをシャットダウンにしたいときは下記のコマンドです。
VBoxManage controlvm [仮想マシン名] acpibutton
仮想マシンを電源 OFF にしたいときは下記のコマンドです。
VBoxManage controlvm [仮想マシン名] poweroff
仮想マシンをサスペンドしたいときは下記のコマンドです。
VBoxManage controlvm [仮想マシン名] savestate