シマノ アルテグラ徹底分析:中級機トップクラスの性能を持つ万能スピニングリール
目次
シマノ アルテグラ(リール)徹底分析
22アルテグラを中心にまとめた内容。
アルテグラとは
シマノ中級クラスの中心に位置する汎用スピニングリール。
上位機のテクノロジーを多数継承しつつ価格を抑えた、最もコストパフォーマンスに優れた定番モデル。
主な特徴
インフィニティループ
超密巻き構造によりライン放出が整い、飛距離の安定とトラブル低減に寄与。サーフやライトショアジギングで特に効果が大きい。
インフィニティクロス
ギア歯面の接触精度を高め、摩耗を抑える構造。耐久性が向上し、長期使用でも巻き感が落ちにくい。
デュラクロスドラグ
耐熱性・耐摩耗性に優れ、滑り出しが安定。青物を掛けてもライン放出が滑らかで、急な突っ込みにも対応。
サイレントドライブ
内部の微小なガタを排除する機構で、巻き感が静かでスムーズ。上位機に近い質感を実現。
ロングストロークスプール
ラインの出方がスムーズになり、飛距離が伸びやすい。ショアキャスティング系との相性が良い。
マグナムライトローター(MGL)
ローター慣性を低減し、巻き出しが軽い。エギングやライトゲームにも扱いやすい。
各番手の得意分野
2500番
バス、エギング、ライトソルト。汎用性が非常に高い。
C3000番
ライトショアジギング、シーバス、フラットフィッシュ。強度が欲しい場合はこちら。
4000番
ショアジギング、サーフ。PE1.2〜2.0での青物狙いに最適。
5000〜6000番
中型青物・本格ショアジギング向け。堤防〜磯まで対応。
ライトショアジギングとの相性
4000XG、C5000XGが定番。
強度・重量バランスが良く、MGLローターでしゃくりが軽い。インフィニティループにより飛距離を出しやすく、デュラクロスドラグで40〜60cmクラスの青物も無理なく対処できる。
競合との比較
22ツインパワーとの違い
- アルテグラは軽さ重視
- ツインパワーは高剛性で巻き上げパワーが強い
- ライトショアジギングならアルテグラで十分、青物主体ならツインパワーが優位
21カルディアとの比較(ダイワ)
- アルテグラは巻きの静粛性、ライン放出性能が上
- カルディアは自重が軽く操作性が良い
- どちらも中級の定番だが、ルアーウェイト重視ならアルテグラ、軽快性重視ならカルディア
総評
22アルテグラは、巻き感・耐久性・飛距離性能のバランスが非常に高く、中級機として完成度の高いモデル。ショアジギング、サーフ、シーバス、ライトゲームまで万能にこなせる。価格を抑えつつ本格性能を求めるアングラーに最適な一台。