エクスセンス B800H/R ビーストプラッガーのレビュー
はじめに
エクスセンスシリーズのロッドでビッグベイトをキャストできる剛竿である、エクスセンス B800H/R ビーストプラッガーのレビューです。
スペック
まずはスペックから見てきましょう。
- 全長:2.44m(8ft)
- 継数:2 本(ワン&ハーフ)
- 仕舞寸法:205.5cm
- 自重:195g
- 先径:2.8mm
- 元径:13.9mm
- 適合ルアーウェイト:14 ~ 170g
- 適合ライン:MAX 40lb
- リールシート位置:390mm
- カーボン含有率:97.7%
圧倒的パワーを備えたスペックになっています。
ヘビー級ロッドの部類に入りますが、レングスが 8 フィートと程よい長さになっていますので、割と簡単に振り回せそうです。
センターカット 2 ピースじゃなくて、ワンアンドハーフなのが持ち運びに不便ですが、ビッグベイトをシーバスゲームで安心して使うにはこれしかありません。
パワーの割に軽い
自重が 195g と、200g を切る重さで、170g までのルアーがキャストできるロッドはなかなか無いですね。
怪魚ロッドを作っているメーカーから発売されているロッドで 8f クラストもなると 300g 近い自重のものが多く、シマノの軽量でパワフルなロッド作り感じられます。
レングス自体が 8ft となっているので、振り抜けもよく 1 日使ってもそれほど疲れにくそうな感じがしますね。
飛距離を求めて
ビッグベイトを使用したシーバスゲームが可能になるロッドですが、メタルジグなどのベイトリールで遠投するときに最適なパワーを備えています。
2018 年現在、新品で手に入れることは出来ませんが、17 エクスセンス DC と組み合わせて 40g のメタルジグを 120m 近くキャストできるロッドの一つでもあります。
仕舞寸法が 2m もあり、持ち運びには不便ですが、重たいルアーを超遠投するための一本としては少ない選択肢の一つです。
ライトショアジギング用途であれば大丈夫そうですが、本気のショアジギングで 80g 以上のメタルジグをフルキャストし始めるとグリップの短さが気になりそうです。
逆に最低ラインの 14g ルアーを投げるときはどうかというと、ベイトタックルに慣れていないとキャストするのは難しいと思います。
ほとんどロッドがしならないため、リリースポイントが狭く水面に刺さるような感じになりかねません。
初心者にはおすすめできないロッドです。
まとめ
ベイトタックルでショアジギング、ショアプラッギングを本気やれるパワーを持ったロッドです。
エクスセンス DC に合わせるロッドはエクスセンスだ!そしてショアジギングがやりたいと言う人にはこの 1 本しかありません。
現状は中古市場を探すしか無いですが、この手のロッドがまた発売されることを願いましょう。