シマノ 2018ディアルーナレビュー
シマノのハイコストパフォーマンスなシーバスロッド、ディアルーナの 2018 年モデルについて書きたいと思います。
使われている技術
技術的な部分では、マッスルカーボンなど最新のテクノロジーが投入されているようです。
- スパイラル X
- ハイパワー X
- マッスルカーボン
- CI4+
- タフテック
- ステンフレーム K ガイド
スパイラル X、ハイパワー X は前作の XR に搭載されていて、細身で張りが強く、軽量であると言う特徴があります。
前作の XR にはマッスルカーボンが搭載されていませんのでしたので、これは更に強靭さを増しているに違いありません。
人気モデルのスペック
人気モデルの重量と対応ルアーウエイトの一覧。
- S86ML:自重 121g,ルアーウエイト 6 ~ 32g
- S96ML:自重 135g,ルアーウエイト 6 ~ 32g
- S96M:自重 141g,ルアーウエイト 8 ~ 45g
- S96MH:自重 161g,ルアーウエイト 10 ~ 56g
9フィート6インチのミディアムライトが自重 135g で 32g までのルアーがキャスト可能。
MH クラスになると完全にライトショアジギングも可能なパワーを備えていますね。
磯でのヒラスズキ狙いにおいても、通常のシーバス狙いよりも強いラインを使って、確実にフッキングできるパワーがありそうです。
軽くて強いロッドに仕上がっているため、キャストした時の飛距離も素晴らしそうです。
総評
前作のディアルーナ XR も2万円台のシーバスロッドの中では名竿といえる性能でしたが、今回の 2018 モデルも全体的な性能が向上した名竿になりそうです。
ML クラスはシーバスはもちろん、サーフでのフラット狙いやブリをはじめとする青物狙いにも対応可能なパワーを秘めています。
グリップ部分が、これまで上級グレードにだけ搭載されていた、パーフェクションシート CI4+になっています。
これにより、見た目も一体感があって美しく、長時間のキャストと魚とのファイトを快適に行えるようになっています。
1万円台のシーバスロッドからステップアップするロッドとしては良い選択肢になるでしょう。
シーバスロッドとしても、ルアーゲームに限らない何でも釣りロッドとしても使えそうです。