[徹底解説]シマノ ディアルーナのインプレレビュー
目次
シマノ「ディアルーナ」を徹底解説
シマノのミドルクラスを代表するソルトルアーロッド「ディアルーナ」は、
軽さ・感度・遠投性能・パワーのバランスが抜群で、ショアの万能ロッドとして高い人気を誇ります。
シーバス・青物・ヒラメ・ライトショアジギングまで幅広く扱え、
初級〜中級者の“1本目の正解”としても、ベテランの“サブ兼メイン”としても優秀です。
概要
- シマノの中堅クラスに位置する汎用ソルトロッド
- 軽量・高感度で扱いやすい設計
- モデル数が多く、釣り方に合わせた最適な1本が必ず見つかる
- コスパが非常に高く、価格帯の中では突出した性能
主な特徴を深掘り
1. 軽量で高感度
カーボン素材にシマノ独自技術を合わせ、
大幅に軽量化しつつ、手元への反響感度を高めているのが特徴。
- ジグの着底
- ベイト(小魚)の触れ
- ライトなバイト
こうした微細な変化がわかりやすく、初心者も扱いやすい仕上がり。
2. 遠投性能が高く、サーフで有利
ブランクスがしなやかに曲がるため、
メタルジグ・シンキングペンシル・ミノーなどを気持ちよく飛ばせる。
サーフや河口域、磯でも出番が多い。
3. パワーが十分で、青物にも対応
ミドルクラスながら粘り強く、パワーゲームにも強い。
- ヒラメ・マゴチ
- シーバス
- 中型青物(イナダ〜ワラサ)
- 30g〜50gのジグ
これらを問題なく扱えるため、「1本でなんでも対応」したい人には最適。
4. モデル数が多く選びやすい
シーバス向けのML〜M帯、サーフ向けM〜MH、ライトショアジギング向けMH〜Hなど、
長さ・硬さのバリエーションが非常に豊富。
用途特化のラインナップではなく、「用途ごとのベストを1本ずつ揃えられる」構成が強み。
5. コスパの高さが抜群
同価格帯の中では、
- 軽さ
- 張り
- 感度
- 飛距離
これらが頭ひとつ抜けている。
エントリーモデルからのステップアップに最適。
シリーズ内の番手の選び方
● 96ML
- シーバスの万能
- 小型ミノー・軽量ルアーを快適に操作
- 河川・運河・港湾
● 100M
- シーバス+小型青物両狙い
- サーフでのオールラウンダー
- 20〜40gのジグも扱いやすい
● 106M / 110M
- サーフの本命番手
- ロングキャストが必要な波打ち際攻略
- 広大なエリアで有利
● 100MH / 106MH
- 青物寄りのパワーモデル
- 40〜60gのジグを主体に使う人向け
- 堤防・磯・サーフ兼用
● 100H
- 小〜中型青物の主力
- 60g以上のジグ、強風時に安定
- ライトショアジギングのメインロッドとして適正
対応ルアーと釣り
● シーバス
ミノー・シンペン・バイブレーションの操作性が高く、
「シーバス一式全部できる」対応力。
● サーフ(ヒラメ・マゴチ)
遠投力・感度・引き抵抗の軽さが特に強い。
110M前後はサーフ専用機としてもかなり優秀。
● 青物(ライトショアジギング)
MH〜Hクラスであれば普通に青物の主戦力になる。
特にワラサクラスでも十分対応可能。
● その他
- チヌトップ
- 太刀魚ワインド
- マイクロジギング
汎用性の高さが大きな魅力。
他ロッドとの比較
| ロッド | 特徴 | 適性 |
|---|---|---|
| ディアルーナ | 軽さ・感度・飛距離のバランスが最強 | 万能・中級向け |
| ルナミス | ハイエンド寄りでさらに軽量高感度 | 玄人向け |
| コルトスナイパーBB | パワーは強いが重め | 青物特化 |
| ムーンショット | ややエントリー寄り | 初心者向け |
ディアルーナは“中間の完成度”として非常に優秀。
向いている釣り人
- まずは万能ソルトロッドが欲しい
- サーフもシーバスも青物も全部したい
- 軽くて感度が良い中級機が欲しい
- コスパ重視で失敗しないロッドを探している
- 1本で広い釣種をカバーしたい
まとめ
ディアルーナは、
ミドルクラスの基準点となる万能ソルトロッドです。
- 軽くて感度が良く、投げやすい
- パワーも十分で釣種を選ばない
- サーフ・シーバス・青物ととにかく広く対応
- 価格帯以上の完成度
目的が定まっていない初心者から、
「サブじゃない、普通にメインロッドとして使える中級機」を探している上級者まで対応する完成度です。