シマノ バスワンXT リールのレビュー
バスワン XT の魅力
低価格帯で、ベイトリール入門用のイメージがありますが、入門者から上級種まで楽しめるリールです。
特徴は、
- ボディー形状は上位機種と似た形状
- ブレーキはオーソドックスな遠心ブレーキ
- 幅広いラインに対応するラインキャパ
- 低コスト
使われている素材は樹脂で、剛性が上位機種には及びませんし、ブレーキも昔ながらタイプ。
ですが、逆にオーソドックスな作りであるため、ブレーキ設定は用意ですし、安定した性能を発揮してくれます。
シマノバスワンのスペック
カタログ的なスペックは下記のようになります。
右巻きと左巻きがありますが、それ以外のスペックはすべて同じです。
- ギア比:7.2
- 最大ドラグ:5.0
- 自重:210g
- スプール寸法:径 34㎜、幅 22㎜
- 糸巻量:ナイロン 12lb‐130m、14lb‐110m、16lb‐100
- ハンドル 1 回転:77㎝
- ベアリング:SA-RB4、ローラー 1
テクノロジーは最新のものではないですが、最低限必要なものが搭載されています。
- SVS
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水 OK
組み合わせるロッド
バスワン XT がかなり気に入ったので、はやくバスワン XT のロッドが発売されないかと心待ちにしていました。
バスワン XT のリールとロッドをセットで組めば、最強の万能タックルが作れるなと。
実際にバスワン XT のロッドが発売されてみると、スペックは最新の技術が投入されているようで、お値段以上の性能です。
しかし、残念なことが一つ。
カラーリングが、黒 × 金ではなく、黒 × 銀なのです。
なぜ、このような配色になってしまったのか、、、
これなら、メジャークラフトのベンケイシリーズの方がマッチするのではと思ってしまいます。
でも、ここは我慢して、シマノのリールにはシマノのロッドを組み合わせましょう。
ロッドの方には 610M がライナップされていますので、万能を求めるならベストマッチだと思います。
まとめ
入門機でありながらオーソドックスな遠心ブレーキの最後のひとのびを楽しめるリールに仕上がっています。
オーソドックスゆえに安定した性能を発揮でき、実際 7ft クラス MH クラスのロッドにナイロン 8lb、シンカー 1oz の組み合わせで 90m オーバーの飛距離が狙っていけます。
さすがにベイトフィネスをやろうと思うと、快適に行うことは難しそうですが、柔らかめのロッドと組み合わせれば 5g 程度のルアーから問題なくキャストできます。
コストもそれほど高いものではないので、これからベイトリールにチャレンジする人にもおすすできる逸品です。
ちなみに、海水 OK となっていますので、シーバス狙いでキャストして使っても良いですし、岸壁ジギングに使うのにもいいと思います。