シマノ18アルデバランMGL31HGのインプレ!ソルトライトゲームに最適!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
2019.7.1 444 views

始めに

アルデバランBFSXG画像

アルデバラン BFS を使用していましたが、MGL の方も気になったので購入してみました。
このリールで 2g ~ 20g くらいのルアーを使ったソルトライトゲーム視点でインプレです。

スペック

まずはスペックから。

アルデバラン BFS と比べると、

アルデバラン BFS と比べると、パワーファイトできそうな感じになっています。
ソルトライトゲームで使いたいと思ってアルデバラン BFS を所有していましたがラインキャパとフロロカーボン推奨というスプールがネックだったので、ちょうどよい感じです。

搭載されている機能。

アルデバラン BFS は「CI4 +」だったのに対して「CI4」になっているのが気になりますね。
メインフレーム以外のボディーパーツが CI4 だと思われます。
あと、ドラグサウンドがないので好みが分かれそうですが、アルデバラン BFS のギアとドラグサウンドの機構を移植できるので、どうしてもという人はカスタムで対応ですね。

画像付きレビュー

アルデバランMGL31HG画像

アルデバラン MGL の実際の重量は仕様では 135g とありましたが 136.5g です。

アルデバランMGL31HG画像

スプール重量はベアリングとブレーキユニット込で、12.5g です。
思ったより軽くないですが、3g のミノーもキャストできるくらいレスポンスはすごくよいです。

アルデバランMGL31HG画像

測る人少ないですが、フタ側は 17.5g でした。

アルデバランMGL31HG画像

これまでのサイレントチューンといえばベアリングをバネで押してガタをなくしていましたが、アルデバラン MGL では O リング付きのベアリングでガタをなくしているようです。
パーミングカップ側のベアリングも同様に O リング付きの物が入っています。
O リングなしのベアリングにするとどうなるのか、ちょっと興味ありますね。

シャフトとつながっているとこにも穴が空いてますが、肉厚で強度がありそうです。

アルデバランMGL31HG画像

SVS インフィニティです。

アルデバランMGL31HG画像

溝の深さは、やや浅めといったところでしょうか。

アルデバランMGL31HG画像

SVS インフィニティのブレーキパイプ側です。
オイルを塗る人と塗らない人がいますが、私は薄く油膜を張る程度に塗っています。

アルデバランMGL31HG画像

蓋ですね。アルデバラン BFS と形状は同じに見えます。

アルデバランMGL31HG画像

スプールのシャフトがあるところに出っ張りがあってここにベアリング入りますね。
ベアリングの O リングでここが密閉されそうです。

アルデバランMGL31HG画像

シルバーっぽい感じのレベルワインダーです。
ちゃんとメガホン形状になっているので糸が通しやすいです。
飛距離にも多少は貢献しているかもしれません。

アルデバランMGL31HG画像

ハンドル側です。最近の中級グレード以上には装備されている軽量はハンドルです。
ノブは小さいですが握りやすい形状ではあります。

アルデバランMGL31HG画像

おまけで、アーマード F0.6 号を 150m 巻いた重量です。
ちょうど 15g で、これくらいのスプール合計重量だと軽いルアーから重たいルアーまで幅広く対応できます。

飛距離テスト

ベイトリールを使う限り飛距離がどのくらい出るのか気になるところです。
実際に手持ちのタックルで飛距離を簡単に測定してみたので、参考になればと思います。

重たいものから軽いものまで遠投性能を確かめてみたいと思います。

ナス重り 5 号約 18g

見事にフルライン放出されて、途中で「カクン」と止まりました。
20g 前後のメタルジグを使ったスーパーライトショアジギングで使いたいと思っていたので、満足の行く飛距離が出ました。

重たくて空気抵抗が少ないルアーが気持ちよく飛ぶのは当たり前ですので、軽いルアーを検証していきたいと思います。

シマノ ソアレ ライズショット 37F 2.8g

私がメバルでよく使用するフローティングミノーですが、これも 20m くらいは確実に飛ばせる感じです。
弾道も浮き上がらずライナーで気持ちよく飛ばせます。

ダイワ 月下美人 夜霧 Z 42F 1.9g

私がメバリングで使用するプラグの中では最軽量に位置するルアーです。
飛距離に関しては 13m ~ 15m くらいは飛ばせますが、少しバックラッシュしやすくなります。
キャストミスで弾道が上がって風の影響を受けるとバックラッシュします。
シーバスロッドのミディアムライトを使っているので、メバリングロッドなどもう少し曲がる竿にすれば安定すると思います。

ジグヘッド 1.5g + ダイワ月下美人ビームスティック 1.5 インチ

プラグより空気抵抗が減るせいなのか、飛距離は安定して 15m 前後は飛ばせます。

ジグヘッド 0.9g + ダイワ月下美人ビームスティック 1.5 インチ

なんとか投げられて 10m 弱という感じです。
ラインを細くして巻量も減らせばもう少し快適になりそうですが、この領域はベイトフィネス専用機に任せたほうがよいと思います。

飛距離テストまとめ

ブレーキ設定ですが、始めは内部を 1 個 ON にしたり 2 個 ON にしたりと変更していましたが、
2g ~ 20g までのルアーであれば常に内部 4 個 ON で外部ダイヤルだけで調整できます。

これなら、実釣中に蓋を開けて、誤って落としてしまう危険もないでしょう。

全体まとめ

アルデバラン MGL について簡単にまとめると、こうなります。

アルデバラン MGL のスプールは 12g 台で BFS のスプールと比べると軽いものではありませんが、十分レスポンスが高く、遠心ブレーキの気持ちよい伸びを味わえます。
18g シンカーを使った遠投ではスプールの回転がかなり上がるので、30g のメタルジグなどはちょっとベアリングに悪そうな気がします。

遠心ブレーキというだけで、敬遠する人もいますが、MGL スプールと SVS インフィニティの組み合わせなら、軽いものから重たいものまで快適かつ気持ちのよいキャストが楽しめるので、お勧めできます。

アマゾンでアルデバラン MGL を見てみる。

関連記事