シマノ16アルデバランBFSXGに巻くラインは何が良いのか

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2019.2.8 441 views

はじめに

アルデバランBFSXG画像

16 アルデバラン BFS で使用するラインについて書きたいと思います。

ナイロンラインはどうなのか

16 アルデバラン BFS で使用するラインはフロロカーボンが推奨となっています。
よく言われているのが、ナイロンラインを巻くとスプールが変形してしまうようです。
強いテンションをかけてスプールに巻いた状態で、水を吸って直径が太くなるとスプールをかなり強い力で締め付けるため、変形してしまうのだと思います。

とはいえ、ユーザーの中には説明書をよく読まずにナイロンを巻く人もいるだろうし、それでクレームが上がることも考えられますので、ある程度の強度は確保しているのではないかと思われます。
ベイトリールとナイロンの組み合わせは飛距離も出るしバックラッシュもしにくいため使い勝手は良いので、どうしても使いたい場合はテンション弱め&少なめに巻いて使うとスプール変形を回避できるのではないかと思います。
あくまで自己責任ですが。

フロロカーボンも伸びるという点ではナイロンと同じなので、吸水性による影響が大きのかなと思います。

おすすめ度:★☆☆☆☆

フロロカーボンが推奨されているけどどうなのか

16 アルデバラン BFS に巻くラインはフロロカーボンが想定されています。
8lb が 45m 巻けるので近距離で軽いルアーを使用する分には十分な量だと思います。

ただ、フロロカーボンラインは比重が 1.78 とナイロンラインの 1.14 に比べるとずいぶんと重たいラインになります。
7g 台まで軽量化されたスプールに重たいラインを巻いてしまうと、せっかくのスプールレスポンスがスポイルされてしまって気持ちのいいキャストができないかもしれません。
釣り場でひつような距離を考えてスプールパンパンにラインをまかないようにすると快適なフィネスゲームができるのではと思います。

おすすめ度:★★☆☆☆

PE ラインを巻くと世界が変わる

推奨はフロロカーボンラインなので PE ラインの使用は自己責任になりますが、個人的には PE ラインを巻くことで超軽量スプールの性能を最大限引き出せると思っています。
PE ラインが向いている理由としては、比重が 0.97 とナイロン、フロロカーボンよりも軽くスプールの重量増加を抑えることができます。

2g 程度の軽いルアーをキャストするときに PE ラインを巻いた軽量スプールの効果が発揮され、小さな力でスプールが回転し続けてくれるのでストレスなくキャストすることができます。
スプールが重たい状態だと、スプールを回すことにエネルギーを奪われてルアーが水面に刺さるような感じになってしまいます。
ムキになって思いっきりスイングするとバックラッシュしてしまうとうことにもなります。

スプール全体の重量が軽くなると、竿に依存せずに軽いルアーをキャストできることもメリットです。
適正重量よりも軽いルアーをベイトで投げるとリリースタイミングが掴みづらくうまくキャストできないことが多いですが、16 アルデバラン BFS +細い PE ラインであれば棒みたいな竿でも軽いルアーがキャスト可能になります。
バスロッドの MH クラスで 2g を快適にキャストできるので、2g〜28g くらいが一本でカバーできるようになり、持ち込むタックルを減らすして快適なランガンができます。

※流石に PE0.4 号で 28g をキャストすることはおすすめしませんが。

おすすめ度:★★★★★

細い PE ラインを巻いて大丈夫なのか

機種にもよりますが、ベイトリールで PE ラインを使用するとバックラッシュした際にスプールとボディーの隙間にラインが入り込んでしまうというトラブルが起こります。
16 アルデバラン BFS に PE ラインの 0.4 号を 100m 巻いてバックラッシュを何度かしましたが、スプールとボディーの隙間に入ることが発生しなかったので、精度がかなりいいと思われます。
バスワン XT クラスだと PE1.5 号でもすきまに入り込んでしまうことが起こっていたので、さすが高級機種といったところでしょうか。

細い PE ラインでバックラッシュ

PE0.4 号くらいの細い PE ラインを巻いたときに起こるバックラッシュですが、3g 前後くらいであればバックラッシュしても高切れなることはないです。

15g くらいのルアーになってくるとバックラッシュしたら高確率で高切れになりますが、かなり早い段階でバックラッシュ&高切れ発生します。
普段 PE0.4 号を 100m ほど巻いているのですが、バックラッシュからの高切れによって失われるラインは 15m 前後です。

私の場合はリーダーを 5〜10m ほど入れているので、失われる PE ラインの量は数メートルで済むことが多く、リーダーを多めに持ち込んでおけば高切れ一発で納竿になることはないです。

まとめ

※使用するラインは自己責任でお願いします。


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