pythonでコードのインポートを行う
自前のライブラリや pip や easy_install を使って入れたライブラリを使えるように import する方法。
import で参照できる範囲
- 実行するコードと同じディレクトリに存在するファイル
- 環境変数「PYTHONPATH」に記載しているディレクトリ
- sys.path に登録録されているディレクトリ
pip や easy_install でインストールしたモジュールなどは、通常パスの通っているディレクトリに配置されるので、あまり意識する必要はなく、import の後に名称を書けば使用することができる。
自前で作ったコードやネットから拾ってきたコードは、既にパスの通っている場所に置くか、環境変数に追加するか、sys.path に追加する必要がある。
自前で作成したコードやネットから拾ってきたコードを sys.path を使って、import で使えるようにする
sys.path.append()を使用して、import させたいコードを置いているパスを追加する。
import sys
sys.path.append('ディレクトリ名')
ディレクトリ名には相対パスも使えるので、ちょっとしたスクリプトを配布したい場合、相対パスで指定しておけば本体のコードとセットで環境依存も少なく、配布もしやすい。
import sys
## 同階層のディレクトリの場合
sys.path.append('./ディレクトリ名')
## 一つ上の階層にあるディレクトリの場合
sys.path.append('../ディレクトリ名')