メジャークラフトのライトショアジギングロッドTCX-1002-LSJをレビュー
トリプルクロスの位置付け
トリプルクロスの価格帯は、メジャークラフトのライトショアジギングロッドシーリーズで中間に位置します。
ソルパラ < クロスステージ < トリプルクロス < エヌワン < クロスライド
※ソルパラが一番安く、クロスライドが一番高いです。
やはりコスパが最高
価格が 2 万円を切る、ライトショアジギングでこれだけの装備がそろっているロッドは、ほかにはないのではないでしょうか。
- 軽量新型 SIC [SIC-S] リング搭載の K シリーズガイド
- オールダブルフットガイド
- 4 軸カーボン
- 10ft のレングス
- 200g を下回る重量(約 190g)
ライトショアジギングロッドとして
価格は非常にリーズナブルですが、ライトショアジギングロッドと使えるのかが気になるところです。
ライトショアジギングを行うにあたって、大切なことは次の 3 つです。
- 飛距離が出る
- 長時間しゃくれる
- 青物の引きに負けないパワー
実際に触ってみた感じでは、グリップエンドが長くロッド全体にハリがあってジグを快適にしゃくれそうです。
セパレートグリップが原因なのかリール次第では若干先重りを感じるかもしれませんが、ロッド自体が軽いので、それほど問題にはならないでしょう。
40g が楽に扱える
ロッドのキャストウエイトは 40g±20g となっています。
実際に 40g と 30g のメタルジグを使った感想としては適度にロッドがしなり気持ちよく弾き出せます。
40g のメタルジグであれば 100m 前後は簡単に出せます。
シャクった感じも程よくティップがしなってくれるので、腕に負担がもろにかかるということはないです。
30g のメタルジグでもちゃんとウエイトを感じながら扱えるので、40g を使っていて疲れるなと思う人は 30g でも快適に操作できます。
レングスからくる負担
ロッドの自重は 200g を切る軽さですが、10ft のレングスで反発が強いため腕力に自身のない人だと多少練習が必要かもしれません。
普段運動不足だったのでキャスト後のフォームが崩れやすかったように思います。
一般的な男性の体力であれば 1 日もあればある程度振り回せるようになると思いますので、最初は「10ft はやりすぎたかな」と思うかしれませんが、がんばって慣れましょう。
まとめ
2 万円前後で 40g 前後のメタルジグを安心して遠投できるロッドとしては、高いコストパフォーマンスを発揮しているロッドだと思います。
他のメーカーで同スペックのロッドを買おうとすると 3 万円は超えてくると思いますので、特にメーカーなどにこだわりがなければお勧めの一本です。