ubuntu18.04ltsをインストールした後に行った設定
はじめに
開発用サーバとして ubuntu18.04lts をインストールした後に行った設定の記録です。
インストールで困ったこと
iso ファイルをダウンロードしてきて、インストールを進めていたのですが、言語を日本語にして進めていると途中でコケます。
後から、English を選択して進めると、パッケージの自動アップデートをするかしないかを選択するところでコケていました。
そのうち修正されるだろうと思いますが、日本語でインストールがうまくいかない人は英語を選択すると良いです。
IP アドレスを固定
ubuntu18.04lts を入れる前は、ubuntu16.04lts を使用していました。
インストール時は DHCP で行い、インストール後に固定 IP へ変更していましたが、設定方法が変わっていました。
昔のバージョンでは下記のファイルを編集していました。
sudo vi /etc/network/interfaces
編集内容。
iface ens160 inet static
address 192.168.1.10
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
dns-nameservers 192.168.1.1
今回のバージョンでは下記のファイルを編集します。
念の為、バックアップしておきます。
# バックアップ
sudo cp /etc/netplan/01-netcfg.yaml /etc/netplan/01-netcfg.yaml.org
# 編集
sudo vi /etc/netplan/01-netcfg.yaml
編集内容。
# This file describes the network interfaces available on your system
# For more information, see netplan(5).
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
ens160:
dhcp4: no
dhcp6: no
addresses: [192.168.1.248/24]
gateway4: 192.168.1.1
nameservers:
addresses: [192.168.1.1] # 複数指定する場合は[,]で区切って書く
編集が終わったら下記のコマンドを実行して反映します。
$ sudo netplan apply
設定された内容の確認。
# IPアドレスの確認
$ if addr
# ゲートウェイの確認
$ route -n
apt のリポジトリを国内
インストールのときに English を選択していたので、当然かも知れませんが、パッケージの向き先がhttp://us.archive.ubuntu.com/になっています。
今回は、http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntuに変更してみたいと思います。
# 編集前のバックアップ
sudo cp /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.org
# http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/を置き換える
sudo sed -i.org -e "s%http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/%http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntu/%g" /etc/apt/sources.list
編集が終わったら update して接続先が変わっているか確認します。
sudo apt update -y
sudo apt upgrade -y
コンソール上に、http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntuに接続している内容が表示されればOKです。
このサイトにミラーサイトがまとまっています。
japan でページ内を検索すれば、目的の箇所にたどり着けます。
https://launchpad.net/ubuntu/+archivemirrors
この後
この後は、使用するパケージをインストールしていくことになります。