ライトショアジギングで使うリールの選び方とオススメ

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2019.8.29 67 views

どんなリールを選べばいいか

ライトショアジギングで使用するリールの必要条件。

この 3 つは押さえておきたいポイントです。

PE1.5 号が 200m 以上巻ける

ライトショアジギングでは 100m 前後、メタルジグを飛ばします。

さらに、着水点からボトムまで沈めていきます。

仮に水深が 20m あるとすると、単純計算で 120 mはラインが必要になります。

ラインキャパが PE ラインを 200m 巻いておけば残り 80m の余裕があります。

もし、途中でライントラブルが発生して数十メートル短くなっても釣りが続行できます。

100m しか巻いていないと、ライントラブルが発生してしまうと、そこで釣りが続行不可能になってしまいます。

スプールサイズは大きいほうがよい?

PE1.5 号を 200m 巻ければよいのであれば、深溝の小さいリールを使えばよいのかと思うかもしれません。

しかし、2000 番、3000 番くらいのリールではラインが放出されたときにスプールが痩せていき、ラインとスプールエッジの抵抗が大きくなります。

これによって飛距離の低下やラインをスムーズに送り出しにくくなるのです。

ライトショアジギングであれば、4000 番、5000 番クラスのリールがバランス良く使えて、ロッドとのマッチングもよいです。

逆に大きすぎるリールの場合、ロッドがそれに対応したガイドになっていないと、リールとバットガイドの角度がつきすぎてライン放出の抵抗になります。

巻取りスピード

ライトショアジギングでは巻取りスピードは早いほどよいです。

まず、早巻きでしか反応しないパターンのときに、60cm や 70cm 程度の巻取りスピードではかなり早くハンドルを回さなくてはならず、体力の消耗が激しくなります。

ワンピッチジャークやリフトアンドフォールをしたときに、ラインスラックを回収するのも 1 回転 1m のリールであれば 1 回転で回収できるものが、1.5 回転~ 2 回転も回さなくてはならず、テンポよく釣りができません。

もしかすると、キャストしたあとに船が近付いて来たりと、急いでメタルジグを回収したいシーンなんかでも高速で巻き取れるリールが役に立ちます。

できるだけ軽量なボディー

リールの自重ですが、できるだけ軽いものがよいです。

ロッドとのバランスを気にする人もいますが、タックルの総重量を軽くしたほうが疲れにくいです。

重たいジグをフルキャストして、シャクリ続ける必要がありますので、軽い方がよいと分かると思います。

マニュアルリターン

普通のスピニングリールはベールを開けて、ハンドルを回すとベールが帰る機能がついています。

非常に便利な機能ですが、メタルジグを遠投するシーンではキャスト中にハンドルが回ってベールが帰り、高切れの原因になることがあります。

ハンドルが重たいか、キャストフォームに問題があるとこのようなことが起こります。

マニュアルリターンの場合はハンドルを回してベールが帰らないため、この危険性がありません。

リールが大きくなってくると、どうしてもハンドルが重たくなるので、マニュアルリターンがついていると安心してフルキャストできます。

耐久性について考える

リールの素材には金属のものと、樹脂のものがあります。

金属にはアルミニウム系のものがよく使われているのですが、樹脂に比べると合成も高く長く使えるのでオススメです。

樹脂製のリールがまったく使えないのかというと、そんなことはなく樹脂製のリールでもライトショアジギングはできます。

1 万円~ 2 万円程度のリールであれば、ボディーが金属のリールを手に入れることができます。

安い樹脂製のリールを買い替えながら使うのも道具を安く上げるコツです。

ベイトリールかスピニングリールか

初心者がライトショアジギングを始めるのであれば、スピニングリールを選択しておいたほうが、快適に釣りを行えます。

ベイトリールが大好きな方はベイトリールで行えばよいですが、飛距離、ドラグ性能、自重、巻取りスピード、トレブルレス性能すべてスピングリールのほうが優れています。

シマノの場合

シマノの場合は 4000 番台か C5000 番の XG リールを選択しておけば間違いないです。

ダイワの場合

ダイワの場合は LT であれば 5000 番、そうでなければ 3000 番のハイギアがオススメです。

LT であればサイズの割にかなり軽量な作りになっているので、扱いやすいです。

まとめ

ライトショアジギングで使いやすいリールをまとめると次のようになります。

耐久性や所有感を考えると 3 万円、4 万円と高級なリールが欲しくなりますが、まずは今回紹介したリールでスタートしてみてはどうでしょうか。

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