テキサスリグでストラクチャーをアグレッシブに攻めてチヌを釣る。

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2017.7.11 21 views

テキサスリグでチヌを釣る。

ブラックバスを釣るときのお馴染み。

テキサスリグ。

このリグは、中通しのバレットシンカーを使うことによる食い込みの良さと、フッキング後のバレにくさ。

そして、オフセットフック使用による根掛しにくさからくる、スナッグレス性能の高さが特徴。

テキサスリグ+ワーム=最強。

ワーム以外にも、チヌが釣れるルアーはたくさんある。

ポッパーでも釣れるし、クランクベイトやメタルバイブでも釣れる。

ただ、ほとんどの状況に対応できるのがワームだ。

まず、チヌの好物であるエビやカニなどの甲殻類によく似た形で、ボトムをアグレッシブに攻めていける。

クランクベイトやバイブでもボトムを攻めることはできるが、オフセットフックを使ったワームのリグに比べると、根掛しやすい。

根掛を恐れてボトムをタイトに攻められなくなるので、結果釣果がワームよりも落ちることになる。

オモリについて

オモリはタングステン製バレットシンカーの 3g、5g、7g。

タングステンじゃなくても、ブラス製や鉛製でも問題なく釣れる。

コストが安いので、ストラクチャーを積極的に攻められるが、タングステンにはそれなりのメリットがある。

タングステンは、鉛やブラスよりも比重が高いため、シンカーのシルエットを小さくできる。

シルエットが小さいということは、、、

空気抵抗が小さくなり、飛距離が伸びる。

素材自体が固いため、感度が良くなり、ボトムの形状を把握しやすい。

また、硬くなることによって、実は根掛が減る。

鉛は素材が柔らかいため、シンカー自体が岩などの隙間に挟まったとき、食い込んでスタックしてしまう。

硬ければ、食い込みにくいので、感度を生かして岩などにぶつかったら、軽くしゃっくってやることで、根掛を回避できるというわけだ。

重さについては、ポイントの状況に合わせて選ぶと良いが、基本的には軽ければ軽いほど、フォールがナチュラルになるし、根掛もしにくくなるので、可能な限り軽いシンカーを使おう。

潮が早いところや、水深がかなりあるようなところなら、ボトムをとりやすい重さまで増やしていけばいい。

フックについて

フックは、オフセットフックの#4、#6。

基本的には使用するワームのサイズに合わせてチョイスすればいい。

3 インチクラスのワームには#4。

2 インチ、1.5 インチクラスのワームには#6。

使用するワームは 2 インチ、3 インチのクロー系ワームが多くなってくるので、4 番、6 番のフックを用意して置けば、困らない。

オフセットフックを使わない場合は、環付きチヌ張りの 5 号あたりを使えばちょうどいい。

ただ、オフセットフックよりは、根掛しやすくなるので、注意。

おすすめのワーム

バークレイ ガルプ サンドワーム

汁系ワームに抵抗が無ければ、これが最強と言っても良い。

エコギア チヌ職人 バグアンツ

ガルプほどの汁はないけど、匂い付きのワーム。

手に入りやすく、コストパフォーマンスも高いので、初めはこのワームから初めてもいい。

釣り方

まずはチヌがいそうなポイントを探す。

ストラクチャーやその陰、障害物、底に沈んでいる岩など、こういったものがあるところにチヌがいる可能性が高い。

やみくもに、遠投して狙うよりも、ピンポイントでいそうなところにルアーを落ちしていった方が、短時間に釣果を得られる。

テキサスリグのメリットであるスナッグネス性を最大限生かせる。

水深のメインはボトム狙いになるので、まずは、キャストしてボトムをとってからスタート。

代表的な動かし方。

  1. ボトムをずる引き
  2. リフトアンドフォール
  3. シェイク

大きく分けると、この3つのアクションでチヌを誘い、ルアーを食わせることになる。

とはいえ、ずる引き一つとっても、ストップアンドゴーのように、途中でストップを入れるのか。

リールで巻き続けるのか、ロッドで引いて、スラッグが出たら回収するのか、、、

少しづつ動きを変えていけるので、自分ならではアクションを考えて動かしてみるといい。

まとめ

テキサスリグというと、ブラックバスのイメージが強いかもしれないが、チヌにとても有効な方法なので、ぜひ試してみてほしい。

仕掛け自体も割と作るのが簡単で、コスト面も控えめなので、ちょっと時間ができたら海に行って、気軽にチヌを狙ってみてほしい。

チヌがヒットすれば、良い引きをしてくるので、シーバスと並んで、海のルアーゲームを楽しめるターゲットだ。

ちなみに、カサゴ、キジハタ、真鯛などのうれしい外道もターゲットに入ってくるので、テトラポットや岩があるようなところへ行って、チヌ以外も狙ってみるといいかもしれない。

もちろん、ライフジャケットなどの装備は忘れずに。