ルアーフィッシングで使用するスナップの選び方

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2017.2.15 329 views

スナップの種類が多くて選べない

メバル、アジ、シーバス、その他ルアーゲームの対象をプラグで狙っていると、ルアーローテーションを行うシーンがある。

プラグに良い動きをさせようとすると、フリーノットで毎回結束するか、スナップを使用することになる。

メインラインが PE であることを考えると、毎回フリーノットで交換するたびにラインを切るのは、リーダーが短くなっていくので現実的ではない。

交換スピード、プラグの動きを考えるとスナップを使用することになるわけだが、種類がたくさんあるので、どのメーカのどの番手を買えばいいか悩ましい。

そこで、自分が使用している番手を紹介したい。

基本となる製品

好きなメーカを選べばよい。とはいえ、最近では1メーカーから数種類のスナップが販売されていたりと、とても悩ましい。

自分が現在使用しているのは、カルティバのクイックナップ。
なぜ、これを使用しているかというと、まず形状がオーソドックスな形状であるということ。

手の力で、外しやすく、装着しやすい。

中には強度のわりに力が要らないものなどあるが、アイの形状が違っていたり、メタルバイブやジグヘッドによっては交換しにくいことがある。

交換に手間取って大切な時合を逃してしまっては、本末転倒である。

オーソドックスな形状であるため、ほとんどのルアーに対して平均的に交換しやすい。

そして、強度もそこそこある。

参考までに。

これ以上の強度を求める場合は素直にソリッドリング+スプリットリングを使う。

メバル、アジをメインターゲットにしたプラグの場合

00 番を使う。

プラグ重量~ 5g までくらい、使用するライン強度は 2 ~ 6lb 想定。

00 番を使うか、0 番を使うかだが、ほぼ 00 番で事足りる。

3g くらいのミノーとか 1g、2g のジグヘッドをメインに考えている。

メバル、アジなど小物狙いはルアーのローテーション頻度がかなり高いので、スナップのメリットをかなり生かせる。

レギュラーサイズのシーバス、クロダイ、太刀魚用のプラグの場合

1番を使う。

プラグ重量~ 30g くらいまで。

使用するライン強度は 20lb 前後。

PE ラインで 1.5 号くらいまで。

10g クラスのルアーであれば、0 番もあり。

自分の場合は、ほぼ 1 番。メインライン PE1.0 号、リーダナイロン 6 号~ 8 号。

10cm クラスから 14cm クラスのミノーや 30g くらいのメタルバイブにも問題なく装着できる。

このクラスを狙う釣りをしていると、不意の大物がかかることもあるので、1番を選んでおけば安心。

ランカークラスのシーバスや中型の青物の場合

2番以上を使う。

30g 以上のヘビー級プラグ。

使用するライン強度は 30lb 前後。

PE ラインで 2 号くらいまで。

正直、このクラスだとスナップよりもソリッドリング+スプリットリングを使いたい。

ルアーをローテンションするのであれば、プライヤーがなくてもルアーを交換できるというメリットもあるが、なれればペンチを使ってスプリットリングを開いてルアーを交換するのも苦ではない。

このクラスのプラグはアイが大きいから。

さらに大物を狙う場合

この場合は、完全にソリッドリングとスプリットリングの組み合わせか、ボールベアリングスイベルを使う。

60g とか 100g のメタルジグを使ったり、60g 以上もあるようなプラグを使うことが想定される。

これくらいになってくると、スナップの強度が上がるとともに、手でスナップを広げるのが辛くなってくる。

そして、力のかかり方やプラグとアイの位置関係ではスナップが開いてしまうことがあるので、スナップはヤメテおいたほうが少ないチャンスをモノに切る可能性が上がる。

スナップが開いたらどうしようと不安になって釣りに集中できなくなるくらいなら、スナップはやめたほうが良い。

まとめ

00 番、0 番、1 番をそろえておけば、ほとんどのルアーに対応できる。

それ以上は、スプリットリングとソリッドリングの組み合わせで行う。

余談だが、スプリットリングとソリッドリングは 4 番からスタートでよい。

逆に言えば、スプリットリング 4 番以下が必要な時は、スナップでよい。