インプレ DUELアーマードFはベイトリールに最適だった

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2019.7.15 267 views

ベイトリールと相性がよい

アーマードシリーズの中でグレードが一番低いアーマード F ですが、フロロカーボンによるコーティングで腰が強いという特性はアーマード F+、アーマード F+PRO と同じです。

この特性のおかげでベイトリールでもナイロンやフロロカーボンと同じような使い勝手で使うことができます。

ベイトタックルで最大飛距離を求める場合、徐々にブレーキを弱めていってラインが浮き始めたところでサミングをするなりブレーキを調整するなりすると良いです。

通常の PE ラインですとキャストしてラインが浮くと、ラインにコシがないためスプールに巻き込まれてしまい高切れになります。

ところがアーマード F シリーズの場合はラインが浮いても、腰の強さと巻グセが付く特性のおかげでスプールに巻き込まれることなくラインが浮き上がりナイロンやフロロのように少しラインが浮いた状態で糸が放出されていきます。

PE ラインと同等の感度と強度を持ちながらナイロンやフロロなみの使い方ができるので、ベイトタックルでラインを細くしてさらなる飛距離アップを求めるならアーマード F シリーズ一択でよいです。

ノットはオルブライトノット

アーマード F シリーズの難点は普通の PE ラインみたいに FG ノットでリーダーと結束すると強度が出にくいところです。

ゆっくりジワジワと締め込めばそれほど強度劣化しませんが、リーダーとの摩擦でコーティングが削れたりするので FG ノットはあまり向いていないように感じます。

そこで愛用しているのがオルブライトノットです。

3.5 ノットなどの結束方法でも強度は出ますが、あらかじめリーダーを切っておく必要があるので簡単かつスピーディーに組めるオルブライトノットがお勧めです。

普段リーダーの長さはスプールには入らないけどガイドには入るくらいの長さを使っていますがガイド抜けは良好です。

ノット自体が小さくなるので、その効果が出ているように感じます。

オルブライトノットの強度ですが、アーマード F0.6 号にリーダーがフロロカーボン 12lb でルアーにクリンチノットした場合、だいたいクリンチノット側が切れるので 7 割程度は強度が出ているのではないでしょうか。

PRO と比べると

アーマード F シリーズの最上級グレードはアーマード F+PRO です。

使用感自体はさほど変わらず、どちらもベイトタックルで使いやすいですが、耐久性自体は F+PRO のほうが上です。

DUEL のサイト上には F+PRO のほうが 1.5 倍くらい F よりも耐摩耗性が高いと、データとともに掲載されています。

が、まさにそのとおりな感じです。

F+PRO では毛羽立ちを感じることはありませんでしたがアーマード F の方はサーフで数時間キャストしていると先端の 1 ~ 2m 程度が毛羽立っていました。

段なりの性能差はありそうです。

ただ、実売では値段がアーマード F は PRO の半分程度です。

なので、傷んだところを少しずつ切りながら交換頻度も上げて行けば、性能を維持できます。

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