バーティス R はどこが強い?ショアラインシャイナーZシリーズの特徴とレンジ別の攻略法を徹底解説

目次
ショアラインシャイナーZ バーティス R F/S-SSR 徹底分析
ショアラインシャイナーZ バーティス R は、シーバス向けミノーの中でも“飛距離・泳ぎの安定性・レンジコントロール”をすべて高水準で満たした実戦型のシリーズです。F、S、SSR の3種でレンジを細かく使い分けでき、都市河川から磯・サーフまで幅広く対応します。
バーティス R の位置づけ
バーティス R はショアラインシャイナーZの中でも、扱いやすさと釣果の安定性を重視したオールラウンド型ミノーです。
主なキーポイント
- 重心移動システムの進化で飛距離が優秀
- 姿勢安定が高く、荒れた状況でも泳ぎが破綻しにくい
- レンジ別にR-F・R-S・R-SSRが展開され環境適応力が高い
- 巻き抵抗がほど良いので長時間の釣りで疲れにくい
ランカー狙いのパイロットミノーとしても定評があります。
R-F・R-S・R-SSRの使い分け
● R-F(フローティング)
- 水面〜80cm前後を攻略
- 河川・干潟・港湾で使いやすい
- 流れのヨレや表層のサラシに強い
- アクションはキビキビしたワイド寄り
● R-S(シンキング)
- 約1m〜1.5mを攻略
- デイゲームや水深があるポイント向き
- 風・流れに強く、飛距離が抜群
- カウントダウンでさらに深く攻められる
● R-SSR(スーパーシャローランナー)
- 10〜30cmを攻略
- シャローのサイトゲームに最適
- ベイトが水面直下にいる時が強い
- 根掛かりしやすい場所の切り札
特に都市部の浅い河川ではSSRのレスポンスが非常に高いです。
アクションの特徴
- 基本はタイトローリング+弱いウォブ
- ハイピッチで細かく動く
- 食わせの間を作りやすい
- 移動重心の戻りが良く、安定した立ち上がり
SSRは特にローリング比率が高く、ナチュラルな“逃げる小魚”の動きを再現しやすいのが特徴です。
飛距離性能
ダイワの重心移動システムが進化したモデルで、シリーズ中でも飛距離はトップクラス。
- 強風下でも姿勢が決まりやすい
- 他のミノーと比べて誤差ではなく“明確に差が出る”レベル
- 河川沖の大規模なヨレにも届く
Sモデルは特に飛距離重視で、広範囲サーチに向いています。
対応フィールド
- 河川(上〜下流)
- 港湾
- 干潟
- サーフ
- ゴロタ・磯(F・S推奨)
SSRはシャロー特化ですが、F・Sはほぼ全てのフィールドをカバーできます。
ライバルとの比較
シマノ・サイレントアサシン
- 飛距離:ほぼ互角
- アクション:アサシンの方がより直線的
- レンジコントロール:バーティス R が細かく強い
モアザン・ガルバ
- 表層攻略:ガルバ
- 汎用性:バーティス R
- 速い展開の探索力はバーティス R が上
メリット・デメリット
メリット
- 全レンジを1シリーズで揃えられる
- 飛距離と安定性のバランスが秀逸
- 流れに強く、河川・サーフで信頼性が高い
- 初心者でも扱いやすい
デメリット
- アクションがやや控えめのため、強波動で寄せたい時は別ルアーが必要
- SSRは風に弱い場面がある
- 価格はやや高め
まとめ
ショアラインシャイナーZ バーティス R は、レンジごとの使い分けが明確で、フィールドや状況に合わせて最適化しやすい完成度の高いミノーです。飛距離・泳ぎ・安定性がいずれも高性能で、シーバス用ミノーとして“1軍常駐”しやすい信頼度を持っています。