リールガードグリスは何が違う?ダイワ純正グリスの性能と使いどころを徹底解説

目次
ダイワ リールガードグリス 徹底分析
ダイワ「リールガードグリス」は、日常メンテナンス用として最も使いやすい“汎用高耐久グリス”です。ギアの保護力が高く、初心者から上級者まで幅広く信頼されている定番アイテムです。
どんなグリスか
リール内部のギアや摺動部に使用するためのメンテナンスグリスで、次のポイントが特徴的です。
特徴
- 耐久性が高い:使用後も飛び散りにくく、長持ちする
- 付着性が強い:ギアに貼り付くように残り、摩耗を抑える
- 汎用性が広い:スピニング・ベイトリールどちらにも使用可能
- 硬さが中程度:多くの純正ギアに対応する粘度
- 防水効果も一定レベルで保持
日々の釣行から大型魚とのファイトまで、“とりあえず迷ったらこれ”という万能タイプです。
どこに使うべきか
主に次の部位との相性が良いです。
推奨部位
- ドライブギア
- ピニオンギア
- メインシャフトの摺動部
- スライダー(スピニング)
- ベイトリールのレベルワインダー内部
ギアへの食いつきが良く、高負荷時の摩耗を避けたい場所で効果を発揮します。
向いている釣り
耐久重視の特性から、負荷の大きい釣りとの相性が特に良いです。
- ショアジギング
- サーフ
- シーバス
- ロックフィッシュ
- エギング(使用頻度高い人)
淡水でもソルトでも使えますが、特に海での使用後メンテナンスに向きます。
ライバル製品との比較
ダイワ リールガードオイル
- 回転系向き
- 軽快さ重視
- こまめに差す必要あり
→ ギアには物足りず、グリスと用途を分けるのが前提
シマノ DGグリス(DG01/06 等)
- DG06:粘度が高く耐久性大
- DG01:ライトゲーム向きの軽いグリス
→ ダイワより細かく用途分けされているが、汎用性はリールガードグリスが上
海外グリス(リチウム系、PTFE系)
- 性能は高いものもある
- 純正と混ぜると不具合が出る場合あり
→ 安全性・相性面は純正グリスに軍配
メリット・デメリット
メリット
- 汎用性が高く1本で幅広く対応
- 粘度がちょうど良く初心者でも扱いやすい
- 耐久性が高く、釣行回数の多い人に向く
- 純正なので安心して使える
デメリット
- 回転性能の向上を目的とする場面には不向き
- 繊細なライトゲームではやや重く感じることがある
- 部分ごとに最適化された専用品ほど尖ってはいない
買うべき人
次のどれかに当てはまる人は相性抜群です。
- ギアを摩耗させたくない
- ショアジギングやサーフのような高負荷釣行が多い
- 釣行後のメンテを毎回しっかり行う
- リールを長く使いたい
- 複数の番手のリールを持っている
特にセルテート・ツインパワークラスのリールとの相性が良いです。
まとめ
ダイワ「リールガードグリス」は、耐久性・付着性・汎用性が高い万能グリスで、ギアをしっかり保護しながら長期的にリール性能を維持することに優れています。過度に軽い巻きを求める場面以外では、ほぼ全用途で“1本持っておく価値がある”安定感のあるグリスです。