すぐに稼げる文章術
文章術系の本を読んでみようと言うことで。
本書は、人に文章を読ませるポイントや、ある事例を上げ、どういう文章が強く、どういう文章が弱いかについて書かれていますが、若干、事例の数が多くて、本当は著者の文章が読みたいんだけどなぁと思いました。
しかし、本書の中盤あたりから、筆者がフリーとして文章を書くことを生業としてきた経験から、これから文章で稼いでいくために必要な事柄が書かれているので、おもしろかったです。
既に、文章を生業としていて、苦労もされた方の体験、経験談というが良いですね。
僕は、本書を読んですぐに稼げるかと言えば、答えは NO だと思いますが、これから、文章で稼いでいくために頭に入れとくと良い事柄を知ることはできそうだと感じました。
第7章では、文章で稼ぐための必読書と、それらの書籍についての感想が書かれていますが、ここの感想は本書前半の悪文へのコメント的な内容と比べて、明るくポジティブな印象を受けました。むしろ、この章だけ読んでも楽しめたかのように思います。
以下、引用
「読ませる」ための7つのポイント
1. 自分の体験や見聞を挙げてみる
2. 現在起きている例を3つ程度は挙げてみる
3. 横軸としての比較
4. 縦軸としての歴史検証
5. 反論を想定する
6. 論点を整理する
7. できた専門の意見も取り入れてみる
横軸としての比較について読み取れなかった。